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デンタル随想

歯医者へまじめに通うようになって2週間になる。
この間に実際に治療を受けることができたのは4回でしかない。
ここの歯医者、腕がしっかりして人気なのだろうか、
治療あとの次の予約がなかなか思うようには取れないのである。
「日本の歯医者さんは時間かかるからね~」
おかんも時々そのようにボヤクことがある。
フィリピンじゃ歯が痛くなったら、治療されるより抜かれてしまうことが
多いそうである。
時間かけて治療していても平均の儲けは少なく、
それよりさっさと抜いてしまうことが儲かるらしいのである。
つまり客の回転率なのだと思う。
そして痛い歯は1本であるのにかかわらず、周りの1~2本も抜かれ、
多めの請求をしてくる医者もあるのだそうだ。
まことにとんでもない話だ。


「今日は上の歯からクリーニングしていきましょうね」
「シミたら手をあげてくださいね」
『はい、お願いします』

キぃーん キぃーん

(カギのようなものでカリカリじゃなかった!><)

次第に組んでた両手、肩の辺りとカラダの一部が硬直していく。
呼吸も自分のペースではできなくて、息を止める時間が長くなっていく。

健康で何でもない歯ならば、少々キぃーん、キぃーんされても何ともないが・・
歯の下側面に神経の出かかったツボに当たれば、
恐ろしい痛みが突き抜けることになる。
そういった兆候がチラッチラッとくるために、私のカラダはロープで縛られたように
身動きもできないまま固まっていくのであった。

そしてそんな中、恐怖は現実のものとなって襲い掛かってきた。
【ギャーーッ!】
とは声をあげられないので、手を。。
(手も固まってて挙げられません;;
額に皺を寄せ、目をギュっとするしかないのである><

「ここシミましたか?」

そういった恐怖の惨劇がもう一度あったあとには穏便な時間が過ぎた。
私はすっかり涙目になっていた。

「さきほどシミた箇所にクスリ塗っておきますね」

どうやら、それは露出した神経の痛みを緩和するらしいのである。


この頃、私はある異変に気が付き始めていた。
痛みも無くなり、他の状況に対しても察知できるほどに余裕がでてきたのであろう。
それは私の頭部にあった。
わかり易く「アタマ」に感じてきたのである。



「ぽよ~ん」
「ぽぽよ~ん」


何とも柔らかで、それでいて心地良い弾力を感じる^^
おそらくもっと早い段階、キぃーんキぃーんのときからあったのだろうが、
今のようには頭頂部へ全神経を集中してソレを感じ取れていないw

(Cだなこれは。


「ぽよーん」


(あぁもっとぉ♪

幸せな時間は長くない。
「それでは今日はこれで終わりです。」
「次は下の歯の歯石をしましょうね」
ホンネは下の歯もやってほしいのだが、
『ありがとうございました』
という自分も情けない。


いやつくづく 日本の歯医者は一気に終わらせてくれないのである。














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